タイトル:AI時代の勉強法:生成AIを「壁打ち相手」にして英作文・要約力を伸ばす具体ステップ

2. 英作文をAIと練習する基本ステップ
英作文でAIを活用するときに大切なのは、「AIに書かせる」のではなく、「自分で書いたものをAIと一緒に直す」という姿勢です。ここでは、具体的なステップとプロンプト(AIへの頼み方)を紹介します。
2-1. まず自分で短く書く(素材と時間の決め方)
いきなり長文を書こうとすると、途中で止まってしまいます。最初は「短く、しかし何度も」がコツです。目安は次のようなイメージです。
- 語数の目安:中学生〜高校生なら40〜120語程度
- 文の長さ:5〜10文くらい
- テーマ:学校生活、部活、趣味、最近読んだ本や見た動画の感想など
- 制限時間:10〜15分で書き切る
内容はできるだけ具体的に書きますが、個人情報(本名・住所・学校名など)はぼかしましょう。「my friend」「my school」などの表現で十分です。
大切なのは、「完璧な英語」を目指すのではなく、「とりあえず最後まで書く」ことです。間違いは、あとでAIと一緒に直せば大丈夫です。
2-2. AIに添削してもらうときのコツ(プロンプト例つき)
AIに「直してください」とだけ頼むと、どこが大事なポイントなのか分かりにくい長文の解説が返ってくることがあります。見るべきポイントをあらかじめ絞っておくと、理解しやすくなります。
基本の流れは、次の3ステップです。
ステップ1:文法・スペルの大きなミスを知る
次の英文をチェックして、文法・スペルのミスを
「最大5か所」だけ指摘してください。
形式は「誤り→修正→理由(日本語で短く)」でお願いします。
(ここに自分の英文)
ステップ2:自然な表現にするヒントをもらう
上の英文を、意味を変えずに自然な英語に直した例を
2パターン示してください。
1つはシンプルな表現、もう1つは少し難しめの表現で。
変えた部分は太字にして、理由も一言ずつ日本語で説明してください。
ステップ3:自分で書き直すための「チェックポイント」を作る
私が自分で書き直せるように、
上の添削結果から「次に気をつけるポイント」を
3つにまとめて教えてください。
それぞれ1文ずつ、シンプルなチェック項目にしてください。
ここまで来たら、AIの書いた英文をそのまま写すのではなく、自分の文章を「もう1回ゼロから」書き直してみるのが理想です。AIから得たヒントを見ながら、同じテーマで再チャレンジしてみてください。
2-3. 表現の幅を広げる活用法(言い換え・コロケーション)
英語らしい文章に近づけるには、「単語」だけでなく「よく一緒に使われる組み合わせ(コロケーション)」を少しずつ増やしていくことが大切です。
たとえば「決める」を毎回 decide だけで書くのではなく、make a decision という組み合わせも知っておくと、表現の幅が広がります。
自分の書いた英文を材料に、次のように頼むと効果的です。
次の英文の内容に合う、「よく使われる英語の言い回し」
(コロケーション)を5つ教えてください。
それぞれについて、短い英作文の例も1文ずつ付けてください。
(ここに自分の英文)
出てきた表現を全部覚えようとする必要はありません。1日1つだけ選び、次の英作文で必ず使う、といった形で少しずつ積み上げていくと、無理なく定着していきます。
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AI,英作文,勉強法
